モンスターと公務員
こんにちは!
つかおんです!
今日は僕の職場であった、いわゆる「理不尽な話し」について書いていきたいと思います。
結果これが退職を決意したキッカケの1つになった出来事です。
それではどうぞ。
1 僕の恒常業務
僕はいわゆる退職までの2年間くらいは、職員のお金に関わるところを担当していました。
社員の給料の管理はもちろん、
例えば手当であれば、扶養、通勤、住居、単身赴任手当ての申請であったり、
子供が生まれれば児童手当などetc・・・。
家族がパートやアルバイトをしていれば、その確認作業。
年末近くになれば住宅ローン控除の申請から生命保険料控除、扶養控除の申請を1人でやっていました。(たまに先輩に手伝ってもらってましたが。。)
ちなみに僕の職場の人数は250人くらいいるので地獄でした。
2 モンスターあらわる!
忙しい毎日が続いていた、経理の係について2年目の5月頃。
急に1人の20才くらいの若い男性職員が僕のところに来て、
「今、嫁から電話がかかってきてるのでちょっと変わってもらって良いですか?」
と急に言われ戸惑いながらも電話を代わりました。
主「はい、職員の経理担当しています、つかおんです。」
モ「あの〜、娘の保険証ってまだですか?」
まずモンスターは往々にして主語がない。
意味不明。
まだ19才の若いモンスターである事は分かった。
主「はい????」
ちなみにこの若い男性職員は最近このモンスターと結婚して、モンスターとその連れ子を扶養に入れる為様々な書類が必要であった。しかし本人がまだ若くあまり理解していないこともあり書類の提出が遅れていた。
モ「娘が今病気で入院するんです!保険証が無いと多額のお金が必要になると病院で言われたんです!」
主「と言われましても決められた手続きをしないと発行できないんです。」
モ「書類書類って、1回で言ってくれませんか!?何回も何回も!私も暇じゃ無いんです。」
「俺もね!笑!」
最初は仕事をしていて社会保険に入っているとのことだった。しかし提出されてきたものが、国民健康保険証のコピーであったり、生活保護を受けているから特別とか、二転三転して何か引っかかることがあった。
しかしそこは先輩の力も借りて何とか乗り越えることができた。
もう2度とこのような事は無いように若い職員に釘を差しその場は収まった。
その職員は7月から半年間、出張が決まっていたので提出書類、例えば児童手当の現況届で使う所得証明書や、子供を養子縁組に入れた戸籍謄本等をきちんと提出してから出張に行くようにと促した。
7月。結局提出書類は提出されないまま、彼は出張に行ってしまった。
3 モンスターの再来。。。
10月。
1本の電話がなる。
モ「あの〜モンスターなんですけど!児童手当が入ってないんですけど!!!」
主「はい、必要書類を提出して下さいと再三言ったにも関わらず持ってこなかったので申請できませんでした。」
モ「はい???それどうゆうことですか!!?」
そーゆーことです!!!涙涙
切れたモンスターは、僕の会社の本部がある場所に電話をかけ、
「1番えらい奴を出せ!!!!」
と言ってきたらしい。
そして電話に出た職員が電話は繋げない、というと一方的に泣き出し1時間40分もの間、自分はこんなに頑張っているのに・・・。と号泣して訴えてきたという。
4 無能な上司
そして僕の会社に乗り込んできて僕の上司と面談する。
<結論>
「お前が悪い。裁判になったら100パーセント負けるぞ。」
涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙
確かに僕にも落ち度はあった。
仕事の終わりにモンスターから電話がきた事があり、少し語気も荒くなったこともあった。
でもそんなもんだ。
提出しなさいという書類を提出しない事が1番の原因である。
しかも児童手当は出生から14日以内に手続きしないと支給されないので、4ヶ月間の60000円は無い。万事休すである。
しかしそこは天下の公務員。何とかなるものである。
4ヶ月分まるっと支払い完了〜〜!
どうやったか詳しい事は分からないが支払い完了〜〜〜!
後日、上司3人と僕と4人でその嫁の家まで出向き、書きたくもない謝罪文をアホの上司に書かされ、買いたくもない菓子折りを買って謝りに行く。
嫁は満面の笑みで、「もう忘れて下さいね!」
忘れるわけないじゃ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!笑笑笑
帰りの車内でアホの上司は、「しっかりしてる子だな!やっぱり1人で子供を育ててきただけあるな。」
連れの上司も「そうですねぇ。しっかりしてますねぇ。」
5 な〜んか変だな公務員
公務員は面倒事を嫌う。
何も無かったように見せるのが1番無難なのだ。
しっかりしてる、ねぇ。。。
しっかりしてたら提出物とかすぐ持ってくるはずなんだけど。。。
無能な奴はわからないんだな。。。
類は友を呼ぶ。
これじゃまるで「騒いだもん勝ち」だ。
昔誰かが言ってたな、
「馬鹿な大将敵より怖い」
全くその通りである。